三崎亜記って

男性だったんだ。本屋でふと目に入った週刊読書人(表紙)で顔写真を見て初めて知った。
名前もそうだけど、作品の印象からも男性的な印象を感じてなかったから、てっきり女性かと思ってた。
その週刊読書人では巽孝之によって三崎亜記作品の分析がなされていた。

三崎作品の方向は、現実を虚構化するよりもむしろ私たちの生きる現実の方が危うい根拠をふまえた虚構であるか、それも『法的虚構』であるかを示唆するところに定められている

この社会=世界というものは、いかに「お約束」で成り立っていることか。