久しぶりの韓国語

言葉って使わないと、急激に忘れていくものです…これは日本語だって然り。義務教育で教わったことわざも、普段使わなければ忘れていっちゃう。「流れに○○」、「月に○○、花に風」(今日の噂の東京マガジンより)、分かります、これ??

一頃、必死こいて韓国語勉強していた時期があったのですが、最近、とんと韓国語使うことがなくなっちゃいました。使わなきゃならない友達がいなくなったのが大きいけどね。今だと、チョナンカンに抜かされてるのではないかというそこはかとない不安…ま、これはこないだの韓国大統領を迎えたスペシャル番組見て、ちょっとだけ胸を撫で下ろしたのですが。

てなことで、やっぱり言葉は使ってナンボ。大統領と会ってしゃべることは叶わなくても、数万人の留学生と話して、草の根国際交流を果たしましょう。ということで、久しぶりに韓国語の勉強をやり直すことにしました。ようやっと本題… (^^;;

先日、友だち募集な掲示板に、「週末、世間話しながら日本語と韓国語を教え合いません?」という文章を書いておいたところ、さっそくお返事が来ました。韓国人はこういうところ、ほんとに積極的です。そして、何回か、携帯メールをやり取りしてから、今日、初めて会う約束をしたのでした。

とある駅前で会う約束に、その2時間も前から行って辺りの店をぶらぶらします。うーん、時間にうるさい日本人の典型… (^^;; 約束の時間30分前に、その人から10分遅れるとのメール。ほー、案の定、コリアンタイムだが、前もって知らせるとは、なかなか殊勝な心がけ。気楽な友だちになれる人かもと期待。

約束の時間+10分。何も起こらない。行きかう人の群れを見ながら、携帯電話をいじるフリをして、人待つ様子を演じてみる。虚しい努力。

約束の時間+20分。電話は鳴らない。うーん、やっぱりコリアンタイムであったか。ちょっとだけ期待をしてみた自分がバカでした。

約束の時間+30分。ようやく電話が鳴った。30分で済んでほっと一安心。

新しい人、それも見ず知らずの人と会うなんて、わくわく楽しいものです。電話で話しながら、見知らぬ相手を探し歩く。横断歩道を挟んで、遠くにそれらしき人を見つける二人。安っぽい恋愛映画の出会いのシーンにありがちな光景を演じてから、感動の初対面となりました(ちょっと嘘が混じってる)。その人は韓国人っぽいと言えば韓国人っぽい、っぽくないと言えばっぽくない雰囲気の人でした。要はファッションが韓国人っぽくなかったということ、4月に来たばっかりらしいんだけど。

それから2時間あまり、近所のファストフードでいろいろとお話しました。でも、久しぶりに韓国語しゃべろうとしても、ほとんど出てこない、というか、口が回らないんだよね。それに比べて、その子は、日本語学科で勉強してたとは言え、まだ日本に着たばかりなのに、結構、ちゃんと日本語しゃべれてた。やっぱり毎日やってる人には敵わないということか…。

韓国語を使うということに関しては、もどかしいまでも無残に玉砕した初日でした。これから、ちゃんと努力しよっと。