今日の読了

69. ○ "公安警察の手口" 鈴木邦男

本書の内容を鵜呑みにするわけにはいかないだろうけども、公安警察が右翼と仲良し(を装って監視している)ということとか、自分たちの存在意義の確認に躍起になっているという状況(だから隠れ右翼を探し回っている)とか、今時の公安警察の内情をうかがい知ることのできる大変面白い本だった。いろいろと大変な思いをしてきた著者だからか、やや感情的な文章になっていたりするが、その個人的な経験をあれやこれやと聞かされると、右翼も恐れる警察権力の不気味さを感じてしまった。