今日の読了

29. ◎ "発想法入門" 星野匡

32の発想法が紹介されていた。当たり前と思えるものもあったし、これは面白いと思えるものもあった。後者の筆頭はブレインライティング。他にも、マインドマップ以外の図示技法も面白そう。また、前者であっても、それを技法として意識して行ってみるということは重要に思った。こうして、意識して様々な発想支援技法を見比べてみることで、新しい視点を得られた気がする。これから、ひとつひとつ、実際に活用してみよう。


28. ○ "会議で事件を起こせ" 山田豊

扇情的なタイトルの割には、ファシリテーションの基礎の解説、しかも、いたって普通な構成で、という感じで、いささか拍子抜け。筆者もあとがきで書いているように、本書はファシリテーションのための基礎体力を養うためのものという位置づけのようだ。そういうわけで、ファシリテーションをまったく知らない人が読む最初の一冊目には良いかも知れないが、それ以上の人にとっては繰り返しにすぎないと思う。「ファシリテーション入門」の方が良いんじゃないかな。