今日の読了

21. ◎ "右であれ左であれわが祖国日本" 船曳建夫

信長以来の日本の対外戦略を、信長・秀吉・家康がそれぞれ採った「国際日本」「大日本」「小日本」という3つの日本モデルで描き出した一冊。左右のイデオロギーを超え、単に国益という評価関数を最大化する対外戦略を選択するというスタンスは、極めてエキサイティングで示唆に富む内容だった。