今日の読了

△ "4000億の星の群れ" ポール・J・マコーリイ

面白くはなかった。最後の最後で一気に説明が行われるので消化不良。文字が書かれた塔を登ることで知能が高くなるというモチーフは面白かったが、後々はショボく展開。主人公は日系人だが、予想したほどの奇妙な描き方ではなかった。むしろよく理解している方かも、ちょっと古い理解だが。


"手紙" 東野圭吾

元が新聞小説ということもあってか、展開がやや型にはまっている気がしたけども、構成の上手さはさすがに思った。だが、小説として読む場合の面白さについてはイマイチ。そういう盛り上がりや、逆の重苦しさを過剰に演出しないようにする意図なのかもしれないが。