『ニンテンドッグス』から「人が欲する人工知能」を考える

http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050905203.html
HotWiredで面白い記事を見つけた。結論は、

一番人気のあるロボットは、意外にも、人間が世話をする必要があるロボットだ

ということ。
自分自身、いわゆる人工知能的なモノを生業としている者として、最近とみに、これからは感情移入できるインタフェースじゃないだろうかと感じていたりする。これは逆に言うと、ユーザ側の寛容さにつけ込むという意味で、開発側が目標とする強いAIへの道が険しいことへの言い訳、妥協であったりもするのだけど…。けれども、結局は使ってなんぼ、使われてなんぼの機械なのであれば、気持ちよく使いたくなる機械、使ってあげたくなる機械、使ってあげずにはいられない機械、というのは当面の、もしかしたら最終ゴールにかなり近い目標となりえるのかもと感じる。
「萌え」というキーワードは最近では一般の人たちも知るところとなってきているけど、うちの会社でも、だいぶ前に、「次は萌えるインタフェースだよ」と、言っている人がいたりした。これもあながちピントの外れたコメントではないような気がしている。