今日買った本、雑誌、マンガ

このシリーズ「かつて子どもだったあなたと少年少女のための―ミステリーランド」、今回初めて買った。以前から目にはしていたし、蒐集欲をかきたてるシリーズなので、いつかは買おうかと思ってはいたのだけども。麻耶雄嵩が書くジュブナイルに興味を覚えたので、今回、ようやく閾値を越えたということ。

本格と言えば館…古き良き時代の探偵小説、がそのまんま期待できるとは思っていないけど、そこはそれ、とりあえず買っておく。こういう閉世界でのミステリは好きなので。

人工知能は、自らの意志で『殺人』を犯すことができるのか?人間と機械の境界は、『心』は、どこにあるのか?」という、アナクロ感満載な帯の惹句にひかれて買ってみた。瀬名秀明の本を買うのは初めてだったりする。

今日ようやく読み終えた「サマー/タイム/トラベラー」(新城カズマ)に引きずられて、買ってみた。この作品へのオマージュ「時尼に関する覚え書」(梶尾真治)はだいぶ昔に読んだのだけど、すごく好きな作品の一つ。この本歌の方はどうだろう。
この本の帯には、大森望の「併録の「それゆえに愛は戻る」は、『いま、会いにゆきます』の原典とも言える切ないファンタジーだ」というコメントが付いている。この二つの作品の読者層は大きく違いそうな気がするのだけど、その層を引きずり込む必要があるのかと、ふと疑問に感じる。

これまた帯につられて買った一冊。帯に踊る「菅浩江推薦!」の文字。まぁ、推薦されたら買わないわけにはいかない、1ファンの性。発表年を見てみると、1979とかなり古い作品だったことが意外だった(この作品自体、日本での初出は1983)。また、Amazonで見ると、ヴィンジという作家はかなり作品を書いているにも関わらず、名前を聞いたこともなかったことに、しばし不思議な感覚に捉われる。SFをよく読んでた頃だったと思ったのに。

  • 月刊 言語
  • 特集:心とコミュニケーションの障害
  • 大修館書店
人間のコミュニケーション不全は、人工知能と『私』とのコミュニケーション境界を規定する。

言うまでもなく。

最終巻ということで。