交響詩篇エウレカセブン #15 ヒューマン・ビヘイヴュア
あらすじ
GEKKOSTATE第5次健康ブームの影響もあって、三大健康食品の一つ、パンチャの実を手に入れるため、レントン、マシュー、そしてエウレカの三人は、レントンが幼い頃、姉と過ごしたとある町に降り立った。ところが、不作により値の上がったパンチャの実を買えなかった一行は、レントンのおじさんの農場から盗むことにする。しかし、敢えなく見つかってしまう三人。お尋ね者GEKKOSTATEの一員であることを隠すため、レントンは二人との関係を偽って答える。
再会の酒宴で、レントンの父アドロックの自慢や、その息子レントンについての嘘を吹聴するおじさんを疎んじたレントンは、席を抜け出して幼い頃の想い出に浸っていた。そこに現れたエウレカは月光号に戻るようにとレントンをせかす。ところが、酒宴の席に戻ってみると、酔いつぶれたマシューが椅子に縛り付けられていた。そこにやってきた軍の一団。お尋ね者GEKKOSTATEの一員ということを、おじさんが通報していたのだった。それも、アドロックの息子レントンが、英雄の父よろしく、GEKKOSTATEに潜入しておびき出したということにして。連行されていくマシューとエウレカ。止めるおじさんたちに「父さんも姉さんも関係ない、俺は俺なんだ」のセリフを残して、レントンは二人の救出に飛び出した。二人を乗せた護送車が急に何ものかのLFOに持ち上げられ、安全な場所で解放された。空を見上げるエウレカ。そこには素晴らしい動きで敵を倒していくニルヴァーシュの姿があった。「あんなのニルヴァーシュじゃない」レントンが操縦するニルヴァーシュを見てエウレカは呟く。