AIR劇場版

博多キャナルシティに行ったら、たまたまAIR劇場版を上映していたので、見てみた。
始まって10分にして思った。見なきゃ良かった…。結局、悪い印象ばっかりで、いいとこが思いつかない。
ということで振り返ってみると、オリジナルのゲーム版は知らないが、今のテレビ版は脚本・演出に作画も相当にクォリティ高いんだなと改めて実感してしまった。
関東だと池袋と川崎でやってるけど、わざわざ見に行かなくって正解だったですよ。

  • 観鈴が普通の人になってる…。中盤以降はテレビ版のガオな性格の観鈴に戻ってきてたけど、しょっぱなは普通にしっかりした女子高生という感じだったのでいきなり違和感。同じ川上とも子なのにこうも違うか。
  • 止め絵、というかイラスト風ストップモーションシーンの挿入が多すぎ。しかも、タッチが微妙に違ってる場合がある。作業けちるための手抜きかと思えてならない。
  • 変なデフォルメ演出が多すぎ。演出面では他にも変なのとかベタなのとか、見ていてトホホに感じるのが多かった気がする。
  • ストーリー(脚本)も凡庸。結局、観鈴と往人は、昔話の二人との単なる相似形を成すだけであって、何ら特別な存在でなかった。どこかに普通にいそうな観鈴と往人でAIRしてみましたみたいな印象を受ける。

映画の内容は忘れて、テレビ版を楽しみにしよう…