IT版女工哀史?-繁栄するインドのコールセンターの「影」

http://japan.cnet.com/news/ebiz/story/0,2000047658,20060665,00.htm

同じく、CNET Japanの記事。何が驚いたって、


従業員の大半は、職務条件を充分または過剰に満たすほどの経歴の持ち主で、たとえば回答者の9%はMBA取得者だった。またChennaiという都市にあるコールセンターでは、コンピュータサイエンス修士号を持つエンジニアが一番多く働いていることも、この調査で判明した。
修士号持ってて電話番ってのは勿体なさすぎる…。インドへのソフトウェア外注作業は日本でもだいぶ増加してると思うけど、インドのIT技術者って飽和気味なんだろうか。猫も杓子もCSで大学院に進んでるとか。
一方、日本のコールセンター業務は、沖縄、そして中国へと移転し始めているという話を聴いたことがある。特に中国の大連は大学での日本語学習者が多いため、日本向けコールセンター業務の委託を積極的に進めているとか。日中間では時差1時間程度だし、大学での学習成果をそのまま生かしてるわけだから、女工哀史にはなってないと思うけど……どうかな。いつか、104で近所の店の番号を聞いたら、中国語訛りなオペレータが出てくるってことになるのかな。