Piano&Woman@四谷天窓

久々のライブは、またしても四谷天窓。女性歌手、ピアノ弾き語りでおなじみの Piano&Woman です。今回の出演は、usu、峰佳代子nicMayumi、小野泉。やっぱり、今日も知らない人ばかり… (^^;;

今日の評価は、Mayumi >> nic峰佳代子 > 小野泉 > usu かな。上手い下手に自分の思い入れをプラスした評価ということで。

最初の usu さん。高校生かって思えるくらいにちょっと幼い、頼りない感じの人。ステージは、申し訳ないけどかなりダメ。たぶん、ライブの経験もあんまりないんだろうね、MCもたどたどしくって、聞いてるこっちが恥ずかしくなってしまう…それにピアノの腕の方もおぼつかない感じ。上手い人のアシストを頼んだら良かったのに。でも、こういう部分は、いい音楽やってる人だったら、大目に見られることなんだけど、この人の音楽、楽しくないんだよね…たとえ、思春期の日記を読まされる感じの暗い曲ばっかりでも、味付け次第じゃ、面白くできるはずなんだけど。

次の峰佳代子さんは、2回目のライブって言ってたけど、MCも演奏もなかなか堂に入ってて、良い感じ。かわいい感じの女の子だけど、しっかりとしたR&Bっぽい雰囲気の曲で力強く感じる。なにより、楽しんで歌っているのが伝わってくるのがいいよね。ただ、綾戸智恵がカバーしてたという「Lucille」って曲のカバーをしたけど、英語の曲はまだやらない方がいいような。歌も演奏もいまいちになってしまってた。

nicは完成度高いユニットだったと思う。ピアノと作曲を担当してる人と、歌と作詞を担当している人の二人組みだけど、ピアノも歌もすごく上手かった。声もいいし、コーラスもきれい。ただ、問題は面白くないってことなんだよね。どれも同じように聞こえてしまう…優等生すぎ??

今日、一番、評価高かったのはMayumiさん。年季 (^^; も入ってるようだけど、ちゃんと客を楽しませるってことを分かってる、聴かせるタイプのお姉さんでした。曲もJazzっぽい感じからBossa系まで、実はもっと引き出しあるんじゃないかって思わせるようなバリエーションも感じられた。ときどき、観客からお題を頂戴しての即興演奏ライブってのもやってるみたいで、そういうのも楽しそうだね。この人見てると、なぜだか、中島みゆきの「夜曲」の歌詞を思い出した。「夜曲」歌うと雰囲気出そう… (^^)

最後の小野泉さんは音楽の専門学校を出たばっかだという若い人。歌詞がなかなか直球勝負って感じで、今日の中では異彩を放ってた。例えて言えば、橘いずみ鈴木彩子(って言うあたりが古いか…)。小さな体の割には力強い声で好感持てる人だった。まだライブ活動が長くないせいなんだろうけど、歌っているときの表情が硬いというか、無表情って感じで、見てる側に楽しさが伝わらないのはかなり損してると思う。

今日はこれ!という新たな出逢いってのはなかったかな。ちょっと残念。