サイト運営の責任ってどこまで??

最近、ちょこちょこ覗いてたサイトが、急に閉じてしまった。その前の日の日記にも、なんか問題あったそうな思わせぶりな口ぶりで書いてあったから、どうしたんだろって思ってたんだけど…

そのサイトの管理人と常連さんの間でトラブルがあったらしくって、その人が自殺を図ったんだって。で、その人の関係者から抗議?のメールが来て、自責の念にかられての閉鎖ということみたい。

ウェッブサイト運営していると、ときどきこういう抗議メールって来るんだよね。でも、運営してる人も普通の人だから、そういうの見ちゃうと結構、ヘコむんだよなぁ。上の例なんて、自殺未遂ってことでしょ。めちゃめちゃヘコむよね。急に閉鎖しちゃうってのも分かるよ、心情的には。

でも、意気消沈してやる気がなくなったから閉鎖ってのだったら、分かるけど、そういうトラブル起こした人にはサイト続ける資格はないっていう理屈で閉鎖ってのはどうなんだろうね?怒られると卑屈なまでに謝ってしまうこの国の人の特性が見えてくるようで、あんまり気分良くないよ。一度の失敗ですっかり0にしてしまうって勿体なさすぎ。だったら、しばらく反省してから再開しますってしても良さそうなのに。

抗議されたら、改善できるところは改善すればいいじゃない。過ちも抱きかかえたまま、良くしてくように努力すればいいじゃない。ダメだった部分が良くなってく様子、抗議した側も確認できるでしょ?もちろん、これには被害受けた人がどれだけ寛容かどうかってのも大きいけどね。被害者感情を重視しちゃうと、こういうのは空虚な理想論でしかない。

やっぱり、みんなの考えが変わらないとダメだよね。犯罪犯して、私が悪うございましたって死んじゃったり、これだけ悪いことした人間は死刑でも当然だって考えが多いと、いつまでたっても0リセットの不毛な謝罪が続いてしまうから。