今日の読了

55. ◎ "キャラ立ちの技術" 杉村貴代

文章は平易で速く、楽に読めるが、内容はかなり示唆に富むものがあった。フジマキ本でエピソード的に語られていた内容とも重なるが、友人間、会社内の人間関係など、すごく身近な例を交えて、ポイントが説明される点が分かりやすかった。あとがきで筆者が書いているように、本書を読むと確かに自分ブランドを立ち上げて見ようという気になる。


54. ○ "システム・シンキング入門" 西村行功

電気・制御系を学んだ理系学生にはおなじみのコンセプトではあるが、経営などの問題解決領域にまで応用されはじめているというのは面白かった。ただ、理系学生にとっては、内容が当たり前の域を出ないのが物足りない。因果システムへの対処方法について、(簡単だが)まとめてある5〜6章はちょっと参考になるかも。もしかしたら、いずれベイジアンネットシンキング入門とかも出てくるのかな。