天窓歌姫 第十八話@四谷天窓
久々にまた見たいと思える人たちがいたのでレポート書いときます。
今日の出演者は順番に、Far Eastern Comet、Erijina、Tiny sun、島かおり、小山りえ。評価は、Tiny sun > 小山りえ > 島かおり > Far Eastern Comet > Erijina 。音楽的には小山りえ的なのが好きなんだけど、曲、声、パフォーマンス面の総合で Tiny sun が素晴らしかった(ある意味、凄かった…)のでトップ。島かおりの評価はちょっと微妙だけど、ちょっと思い入れ感じてしまったので、ここらへんに。
まず、Far Eastern Comet。K-1角田系のマッチョな男性キーボードと、R&B系が似合いそうなスレンダーな女性ボーカルのユニット。そのビジュアルにちょっと圧倒された…。
ボーカルは声量豊かで声もよく通るんだけど、逆にそれといった特徴がないのが難点かなぁ。普通に上手かったです。曲もスローバラードっぽい4.とか、悪くはないんだけど、どうもイマイチな感じが否めない。後、アップテンポな曲で、キーボードだけというのはリズムの刻み不足な気がした。もっと音の厚い編成で聴いてみたかったかな、と。
- Amazing Grace
- All is new for me
- 予感
- 春色
- 恋わずらい Part2
- You make me do so
次の Erijina はアコギの男性とボク系文学少女(?)な女性ボーカル。ボーカルは細い声の割にシャウト入ったりする歌い方。ファルセット気味になる曲が多かったけど、地の声との切り替えが甘かったり音程がふらついたりで、あんまりいいところがない。英語歌詞の歌も聴きづらくて辛かった。曲・詞もあんまり印象なし。
- time
- ありのままで
- 羅針盤
- Love
- 君はいる
- The only truth
で、Tiny sun 。キーボードの姉とギターの妹の姉妹二人組ユニット。この二人が出てきたとたん、その80年代的雰囲気に思わず苦笑いというか、笑みがこぼれてしてしまった。ギターの妹さんなんて、白い綿パンにチェックのシャツって…。一体、いつの時代ですか。
曲の雰囲気ももろ80年代ポプコン世代というか。そういう意味では曲と見た目はすごく合っているわけで、ちゃんと演出(?)できているのには感心した。加えて、ギターの妹さんの歌い方が、満面の笑顔で虚空を見上げながらという、ちょっとイッちゃった感じなのも見ていてすごく楽しい。See-Saw初期のライブでの西岡由紀子の雰囲気を彷彿とさせます。
こう書くと変な人たちっぽいけど、実際は二人ともすごく可愛らしいんだよね。お姉さん(最初、妹かと思ったけど)がメインで歌う曲が多いんだけど、なんだか折笠富美子っぽい雰囲気があるし、声もすごく整っていてきれい。妹さんの声はちょっと細いけど透明感を感じさせて姉とは好対照。ただ、メインが姉というのはやはり正解。
MCも妹さんの内弁慶っぷりから始めて二人の紹介
- 陽だまりの夢
- 飛行機雲
- 月曜日の私
- なんてことなふたり
- 退屈な日々
- 悲しい月
- 記憶
次が、島かおり。アコギ弾き語りの、結構、幼く見える女性。