ユーゴ“再興”の夢、セルビア男性が新国家建設運動

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040103id25.htm

読売新聞より。

昨年5月、自宅の敷地3・5ヘクタールを“新国家”「ユーゴ」のために開放、記念式典を開いた。国歌、国旗を制定するとともに、市民権登録を開始した。同式典には、コシュトゥニツァ元ユーゴ大統領ら約1万人が参加、人々の関心の高さを示した。
 新国家の敷地内では、旧ユーゴの国土を“再現”する試みが続けられている。敷地の西端には、旧ユーゴ最高峰だったトリグラブ山を造成、アドリア海を想定してプールも建設中だ。敷地内には約1万本の木の苗を植樹、レクリエーションの場として多くの人々に利用してもらう予定だ。
 「山は高さ8メートル、アドリア海も長さ25メートルしかないが、決しておもしろ半分じゃない。多民族共存の良き時代がかつてあった史実を考える機会にしたい」

一頃、日本でもふるさと創生の盛り上がりの中で、地方にぽこぽこ誕生した、なんちゃら共和国とかにちょっと毛が生えた感じ?でも、国連加盟を考えるなど、ちょっとマジな気もする。
ところで、国連加盟の要件って何なんだろう。

http://www.unic.or.jp/know/kensyo_b.htm
第4条
国際連合における加盟国の地位は、この憲章に掲げる義務を受託し、且つ、この機構によってこの義務を履行する能力及び意思があると認められる他のすべての平和愛好国に開放されている。
前記の国が国際連合加盟国となることの承認は、安全保障理事会の勧告に基いて、総会の決定によって行われる。

特別な条件ってのはなくって、安保理と総会がOKすればいいってこと?世界の国々が認める国家の体裁が整っていればいいってことかな。