「mon mon」 みなを

アニメの主題歌っていうと、声優やアニメ専門な歌手(?)が歌っている場合が多いと思ってたけど、最近だと、売り出し前のというか、これをきっかけに売り出そうとレコード会社が思っている新人歌手が歌っていることも多くなってるみたいね。

この「みなを」という何だか意味不明な名前のユニットもその一つって言えるのかな。アニメのED曲だった「やさしい午後」の囁きかけるような歌声ともの哀しいメロディラインに惹かれてこのCDを買ってみた。でも、これはまだインディーズ時代のCDみたいです。

入ってる曲の中では「mon mon」、「それから」が「やさしい午後」と同じラインで、どこかアンニュイな感じも漂う歌声が心地よい曲。一方、「喫茶店 人形」や「春眠」はどこかあやしげな雰囲気が漂った内容。こういう曲もあるんだ、この人たちって。なかなか好みです。しかも、ピアニカの安っぽい音色もどこか場末の裏路地のイメージを喚起して、いいですねー。どことなく不思議ちゃんっぽいボーカルの女性の、感情が乗ってない(なさそうに聞こえる?)淡々とした歌い方も雰囲気作りには一役買ってる。かなりイメージが作りこまれている印象。

先月、浜松町あたりでライブやるって情報あったけど、平日夜にそんな遠いとこまでは行けないってことで諦めました。今思うと、ちょっと残念だったかな。じかに見てみたい人たちではあると思う。

あっ、そうそう、「みなを」って名前は、メンバーの山口みなこと松浦みつをの名前を混ぜたもののみたいですよ。