分断中国の停戦協議が行われる南京にて、長江横断トンネルを舞台として繰り広げられるAS戦を描いた３・４話。３話のしょっぱなの一幕（B級時代劇マニアなかなめ）を除いて、ほぼすべての時間で作戦シーンを描いているのでかなり見応えはあるかと。でも、いよいよもって、パトレイバーの雰囲気が増してきた感じ。悪くはないですけどね。
戦闘シーン以外のところでは、夏姉妹の妹、感情も何もない「完全な絶望」を湛えた沢城みゆきの声が魅力的。真紅以来の冷徹な声が突き刺さってくる。ただこっちは、絶望ゆえに高慢さが微塵もないけれど。
次回以降には、雪野五月のかなめの漫才ももうちょっと期待したいところ。
