苺ましまろ #1 バースデイ

joyful2005-07-16

メモ

  • 姉ちゃんは20歳の短大生という設定に変わるのか?のっけから、ふざけた自己紹介が姉ちゃんらしいが。
  • 美羽のエキセントリックな性格が、折笠富美子の声でいい感じに表現されている。今期は変な折笠キャラが多くて良いね。
  • 茉莉は川澄綾子なのか。能登麻美子が雰囲気あってそうに思ったけど、あまりに真っ当だから、ハズして見たのか?
  • 三人とも小学生のくせに、何気に字がうまい(整っている)じゃないか。

初回の感想

原作は、どうもイマイチ好きになれないなかったが(感想はこちら)、アニメ版はなんとか見れそうだ。作品の水準的にではなく、自分基準で許しうるかどうかという点で。
原作を読んだときに感じた違和感は、ストーリー的にまったりしすぎという他にも、絵がうますぎるためにある種のヤバさを感じたということだった。すごく巧い上にデフォルメの程度が小さい小学生キャラに、可愛いは正義と諸手をあげて賛意を示せるかという違和感。
このアニメの場合、キャラのデザインは原作を踏襲しているのだけど、この1話目を見た限り、そういう違和感はそれほど感じなかった。それは、色がついているからか(頬の赤みに非現実感を感じた)、目が点になるデフォルメ顔が頻繁に現れるからか(非現実を実感させられる)、それとも、大人の声であてられているからか。キャラデも原作よりはちょっと野暮ったさを感じたが、それも違和感を少なくする効果がありそうだ。そういう諸々の要因によって、違和感を感じさせない代わりに、すっかり丸い作品になっていたように思う。善し悪しは別として。
一方で、脚本的には、美羽のエキセントリックなボケと茉莉の天然系ボケ、それと千佳の良識的なツッコミをベースに会話が作られていくようで、自分みたいな一般人にはすごく分かりやすい内容となりそうなのは素晴らしい点。これも原作のまったり感が好きな人には堕落に思えるかも知れないけどね。

OP曲、ED曲

OP曲は小学生登場人物4名担当の声優陣によるアップテンポでノリのよい曲。ちょろっと聴いた範囲だと、能登麻美子のパートは聞き分けられなかった(単に確認したいだけだけど)。作曲の渡辺剛って、元G-CLEFの人?JASRACの検索では、同姓同名で2名出てきたが、別人なんすかね?
一方のED曲は、上野洋子・折笠ふーみんペアのすごく落ち着いた曲。美羽のキャラとは全然関係ありませんな、これは。またこの二人で折笠富美子の新しいアルバムを出してほしいもんですよ、ほんと。って、今、Amazonで検索したら、折笠富美子の新アルバムは9/14に出るそうですね。上野洋子作品かどうかは分からん。美羽キャラがなかなか素敵なので、美羽のキャラCDでも買ってみますかね。

結論は

折笠ファンな自分としては、これからも見ていきますね、これは。作品的には残すほどではないけど、折笠キャラが素敵なので、DVD焼いて残しちゃうかも、とまぁ、その程度の期待感です。