雲のむこう、約束の場所

シネマライズでの上映が今日までだと知り、なんとか最終の回で見てきた。この週末見ようかと思っていたけど、前売り券があやうく無駄になるところだった。しかもちょうどいいことに、終わったあと、監督とスタッフのトークショーが見れた(内容は?だけど)。新海誠ってあんな人だったのか。
内容はセカイ系の集大成と言ったところか。南北の分断とか平行宇宙とかが話の筋と直接には関係なく、雰囲気づくり、世界観の構築のためだけの意味でしかなかったのは残念だったけど、全体としては悪くなかった。
世界と世界が触れ合う瞬間、というイメージは面白いモチーフだった。宇宙の夢もそうだけど、そこらへんをもう少し平行宇宙論で理屈づけすればSFとしても楽しめたんだけど。
まぁ、どこか奇妙な別の世界の日本を舞台に純愛を描きたいというのがメインの意図だろうからね、注文の付け所が違うとは思うけど。