四谷天窓 comfort

久しぶりに歌でも聞きに行くかと思って、なんか良さそうだった四谷天窓 comfort に行く。
今日の出演は、THREEP、ミゾグチリョーコ、木下直子吉田佳奈子。みんな、知らない、初めて見る人たちだった。
個人的な評価は、木下直子 > 吉田佳奈子 > THREEP > ミゾグチリョーコ。ただ、またライブを見に行きたいと思ったのは木下直子さんだけ。この人はすごく良かった。今日の収穫。

THREEP。ちょっとハスキー気味で、口を大きく開けて発声する感じのちょっと独特な雰囲気の声の人だった。そんなに悪くはないとは思うんだけど、歌が暗くて好みじゃなかったので、どうも記憶が薄い。

ミゾグチリョーコ。小柄だけど声量もあるし、声も悪くないんだけど、発声方法がイマイチなのか、長い音での声の始末が雑に思った。曲は、何と言っていいんだか、ちょっと時代を感じる雰囲気。声はいいと思うので、いい曲がはまるといいんだけどね。ところで、この人、本業は漫画家(溝口涼子)だそうで、来月の「小学4年生」に掲載されるらしい。ちゃお系にも書いてるようだ。

で、木下直子。ありていに言えば、鈴木祥子を歌う折笠富美子という感じか(強引かな)。歌ってる顔を見てて、なんか誰かに似てるなぁと思ってたら、折笠富美子の雰囲気だった。
声は低めで、ちょっと鼻にかかった発声なんだけど、純粋にうまいし、詞も曲も演奏も良かった。すごく質が高くて、それまで眠かった目が一瞬にして覚めたですよ。
CD買いたかったんだけど、ライブ終わって帰るときには、彼女の姿は見つけられなかった。残念。また、来月、ライブあるようなのでそのときにするか。

最後は吉田佳奈子。見た目としゃべりと歌声のギャップが予想外で、最初、ちょっとした衝撃を受けた。野川さくら的(声優で例えてばっかりだな)おっとり・きれい系な雰囲気なのに、しゃべるとイベント司会のお姉さん的滑舌で、歌うと地声よりもだいぶキーが下がる。せっかくの容姿なので地声のキーで歌った方がいいんじゃないかなぁと思う反面、曲・詞のどこか(いい意味で)垢抜けなさを感じる雰囲気を実のあるものにするには、あえて可愛い声じゃなくするのが有効なのかも。