R.O.Dから電脳組

ワケあって朝9時前に家を出る必要があったので、今日は何をしようかと迷った挙句、久方ぶりに秋葉原あたりでも行ってみることにした。表向きの理由はKYOCERAのAirH" Phone AH-K3001Vを手に入れるため。

水道橋で降りてまずは神保町へと向かう。この辺りを歩くのも2、3年ぶりだったりするかな。白山通りの店の様子もかなり変わっていて驚く。交差点脇のキムラヤにはAH-K3001Vの在庫がないことを確認して、まずは神田古書センターへ。iPodからはR.O.Dのサントラが流れ、古本屋の一棚まるごと買う準備も万端。まずはエレベータで秘密の地下へと…(嘘)。
古書センターから靖国通り三省堂の方へ。元々、古本を買うために来たわけじゃないので、古本屋を覗くのもほどほどに、久しぶりに歩く古書店街の匂いを満喫した。大学生の頃は、月に1、2度来ては、両手の紙袋いっぱいにめぼしい古本を買っては帰るということを繰り返していたんだけど、就職して遠くに住むようになっては足が遠のいてしまってたんだよね。今じゃ、本買っても置くとこないし。でも、やはり神保町の雰囲気はいいね。今度引っ越すときは、是非とも神保町の裏路地にビルまるごと借りたいものだ(笑)。

神保町から小川町を経て秋葉原まで歩く。秋葉原の表通りもかなり変わってしまっていたなぁ。変貌した、変容したというよりも変質したというべきかもね。まぁ、昔は裏路地にひっそり生きてきた店が表立って看板出せるようになったという感じ。後ろ髪引かれつつ、その手のお店はスルーして、いくつかの電器屋AH-K3001Vを探す。
ほとんどでは品切れ状態だったけど、表から一本入ったナカウラで見つけた。新規契約。データ割で1400円弱。最近のメガピクセルカメラ付きケータイと比べるとスリムな点もOK。

また神保町に戻って、明治大学の方へと向かってみる。リバティタワー前がさら地になっているわ、タワー横にはガラス張りのアカデミーコモンなる建物が出来ているわで、雰囲気一新。自分が学生の頃はアジ文字の立て看並ぶ記念館が明大の代名詞だったんだけどな。こんな小奇麗になっちまって…。
アカデミーコモンの地下にある明大博物館へ行ってみた。外の喧騒が嘘のようにほとんどお客もいない静かな空間。古本漁りに疲れたら、ここで、磔台、獄門首鉄の処女などの拷問器具を見るというのもココロ休まるかも…。鉄の処女(実物なのかな)と並んで鉄の貞操帯というのが展示されていて、「これは実は女性を抑圧する器具だった」とのキャプションがついていた。これを見たある家族連れの子供がどういう意味と母親、父親にしつこく聴いていたのに苦笑する。

結局、アキバでCD2枚とPHSだけ買って帰るのもどうかなということで、神保町で中古CD屋を巡る。鮎川麻弥、BaBeのLPを見て、そういや岡崎律子が…と思い出すも、彼女作曲の曲が入っているアルバムはなかった。仕方ないのでアニメ十兵衛ちゃんで使われてた少女隊のデビュー曲「Forever」の12"シングルを買ってみた。