ベンチレーター使用者の自立生活

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040103-00000072-kyodo-soci

共同通信より。
ベンチレーター(人工呼吸器)をつけて24時間の介護が必要な女性が、この10年あまり自立生活を続けて

「障害があるという理由で人生の選択肢を狭めたくない」と2003年から、養女の森香ちゃん(2つ)と暮らし始めた。

ということだ。
ベンチレーターをつけた状態がどれほど自由がきかない状態か分からないのだけど、24時間の介護が必要ということだから、かなりのものだとと思う。それにも関わらず、養女を養ってというのはかなりの勇気と決心が必要なことだよなぁ。たぶん、周りからの反対とかも多かったに違いないと思うのだけど。
この記事でも触れられているけど、障害者の自立生活センターってもうあちこちにできてるようで、何人かの自立生活者とも話したことがある。自立生活を始めるときって、まず最初に親の説得が大変だったとか言ってた。自分たちが面倒を見なくてはと思う反面、自分たちが死んだ後の不安を抱える親の気持ちは複雑なものがあるんだろうね。
最近、街中で車椅子に乗ってる人を見るのも普通になってきてる気がする。そういうのが当たり前になって、彼らも普通にひとり暮らしできるように、周りの誰もがサポートできるような雰囲気を作っていかなくっちゃいけないんだよね。